こんにちは。SaTerra(サテラ)代表の天井です。
お茶ブランド立ち上げ以前はフランス・パリでメイクアップアーティストをしていました。ファッション業界で活躍する方々の暮らしはとにかく不規則で多忙。その中でとても印象的だったのが多くの方が「暮らしを楽しむ」ことをとても大切にされていたことでした。
例えば撮影のランチ休憩には、美味しく栄養のバランスの整った、またニーズがあれば特別食(ベジタリアン食等)が用意され、全員で会話を楽しみ、休憩が終われば真剣に働く。またオフの日はしっかりと休み、好きなことをして楽しむことに貪欲でした。
そんな中、私は趣味と実益を兼ね、有機食材を買い揃えては心身を整える食事を作り、時に友人に振る舞うことに没頭しはじめ、内側から美しさにアプローチする方法を追求するためついにはオーガニックレストランで働き始めることになったのです。
日本に帰国後、東京のオーガニックレストランで働く中で様々な日本の食材に魅せられ、そこで「日本茶」に出会い魅了されるようになりました。
土地・茶葉の種類・栽培方法により異なるお茶の味・香り・水色(すいしょく・お茶の色のこと)、芸術や精神性で日本独自に発展したお茶文化、また何よりお茶は老若男女、国籍、様々な文化的背景に関係なく、世界中ほぼ全ての方が楽しめるものであるということに、無限の可能性を感じたのです。
世界中の人々に日本茶の魅力やお茶のある暮らしの愉しさをもっと知ってもらうこと、また事業にするにあたり環境問題や人々の心身の健康に貢献することや、日本らしいシンプルで美しいものづくりをすることも必須でした。
やるからには何一つ妥協しない。
そうして生まれたのが、SaTerraです。
ブランド名に込める想い
SaTerra /サテラ/
Sa /サ/ :
「茶」の音読み。
Terra /テラ/:
1. ラテン語で「地球」の意。転じて「大地」「土地」も意味する。
2. 「寺」の同音異義語。
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ブランド名には、地球にとことんやさしいお茶ブランドでいられるように、またみなさまにとってお茶を淹れて飲む時間が、まるでお寺に訪れたときのような心穏やかな安らぎの時になるように、という想いを込めました。
このめまぐるしい現代社会で、ご自身のことはついつい後回しにしていませんか?
そんな頑張り屋さんな方々に、何にも誰にも邪魔されない「自分と二人っきりになる時間」を持っていただくため、また大切な人とゆったりと楽しい時間を過ごしていただくため、五感が喜ぶ、とっておきのお茶をご用意しました。私たちのお茶が、みなさまにあたたかで心地良い時間をお届けできることを願っています。
ご存知でしたか?日本国内全体の茶葉の生産量のうち有機茶葉の割合はわずか4.58パーセント*です。SaTerraのお茶は全て有機JAS認証を受けた無農薬・無化学肥料栽培の茶葉で、全ての茶畑は豊かな大自然の中に位置しています。
茶葉は単に有機認証を取得しているだけでなく、独自の厳しい基準で質の高い絶品の上級茶葉ばかりを厳選いたしました。
鹿児島県、福岡県、京都府のいずれの生産者様も、「皆様に美味しく安全なお茶を届けたい」という大きな一つの想いから毎日大切に茶葉を育てていらっしゃいます。
世界中の方々にそのような茶葉お届けできることは、私たちの大きな誇りです。
*平成28年度農林水産省のデータに拠る。
私たちは可能な限り、地球環境にやさしいモノづくりや商品の取り扱いに努めます。
有機農法そのものが環境に良いことに加え、可能な限り環境に配慮した素材を使用することにもこだわっています。
例えばティーバッグには植物デンプンを原材料に作られた、土に還る素材を使用しており、焼却時にも有害物質を排出しません。(熱湯で抽出しても有害物質が出ないので、デリケートな茶葉を安心して美味しくお飲みいただけます。)
また、プレミアムデザインボックスや各商品のラベルシールには「森のリサイクル」として世界自然保護基金(WWF)をはじめ、様々な環境保護団体に支持されているFSC森林認証紙を使用しています。
私たちが、全ての茶葉を有機栽培(無農薬・無化学肥料)に限定しながらここまでの美味しさを追求できるのは生産者様の毎日のたゆまぬ努力のお陰です。